結婚式で白無垢、打掛を着る場合には、ブライダルエステでの和装シェービングがおすすめです。着物は、後ろ襟を大きくぬいて見せるというのが美しい着こなしのポイントです。ヘアアレンジはアップでまとめることが通常のため、うなじが露出します。ボディは露出部分が少ないものの、うなじの露出は目立つ部位のため、ケアが大切です。耳の下に連なっている短めの髪の毛と、首の後ろから背中に向かって生えている毛の処理をすることで美しいうなじが完成します。
産毛をシェービングする箇所
ブライダルエステで施術を行う場合には、襟足まわり、首のうしろから背中にかけて生えている産毛をしっかり剃ってもらいましょう。通常の襟剃りよりも深めに剃ってもらうことをおすすめします。
和装用のコースがあるブライダルエステでは、両サイドの毛が長いW字になるように整えるメニューがあります。W字にデザインすることで、首が長く細く見えるようになります。お肌の色と髪の毛の色のコントラストを際立たせる効果もあり、より美しい仕上がりが期待できます。W字の中央にM字型に伸びる毛を残す方法もおすすめです。両サイドの毛に対し、中央を1/3ほど残すことで大人っぽい仕上がりが期待できます。
襟足シェービングは、まずうなじの両サイドの毛を剃っていきます。シェービングクリームを塗布して剃っていくため、痛みを感じることはありません。その次に首の後ろの毛を剃っていきます。首の根元まで剃るのが通常です。シェービングが終わったあとは、ローションでお肌を整え、保湿クリームなどを塗ってお肌をケアします。
シェービングは挙式何日前にするのが良いのか?
ブライダルエステを受けるタイミングもポイントのひとつです。本格シェービングを行う場合と、ソフトシェービングを行う場合では施術方法が異なるため、施術を受けるタイミングにも違いがでてきます。
本格シェービングは、カミソリを直接お肌に当てて産毛と古い角質を除去するため、挙式から逆算して余裕をもって施術を受けることをおすすめします。お肌のトーンが明るくなり、化粧ノリもアップしますが、お肌への負担を考えて3日から7日前に受けると良いでしょう。
ソフトシェービングは、市販の電動シェーバーで毛を剃るため、お肌の負担は少なく、挙式直前でも受けることができます。エステティシャンでも施術が可能な方法です。お肌のトーンの明るさや化粧ノリのアップは期待しにくいという特長がありますが、マッサージやパックなどでお肌を美しくケアすることができます。